お客様と話をしていて、『 性善説 』という言葉が出てきました。
『 性善説 』
人間は元々、善の素質を持っているという考え方。
(人間が善であるという考え方ではありません)
元々、善であるけれども、社会、環境から影響を受けて善にも、悪にも変わるというもの。
ただ、生まれながらに善なわけですから、よっぽど社会、環境が悪くなければ悪人は少ないという事でしょう。
逆に、
『 性悪説 』
元々人間は欲望に生きている弱い生き物(悪)。
社会、環境で学び、善を身につけていくという考え方。
放っておくと悪のままですから、教育が必要な訳です。
今の世の中、しっかりした社会形成がなされ、教育もされているので、
善の人が多いと思われます。
どちらも、なるほどって感じですよね。
思想 考え方、なので、どちらが正しいという事はないと思います。
僕の考え方では、『 性悪説 』 の方がしっくり来るような気がします。
子供が無邪気に蟻を踏んでいるのをよく見ます。
ただの無知なだけ。
周りの人に「 蟻も生きているんだよ 」
と教えてもらい、殺すことは良くない事を学びます。
相手の気持ち、痛み、は経験を積むことで身につけ成長し、
善になっていくのではないかと思っています。
徳が高い人 = 『 善 』
無知 = 『 悪 』
もっと経験を積み、徳を積み、
更なる 『 善 』 を身につけたいと思います。