ストレスが溜まりすぎると精神や体調に支障が出ます。
精神に支障が出れば、気持ちが下向きになっていき、そのうち適応障害やうつ状態へ向かってしまいます。
体調不良の場合は、下痢、便秘、頭痛、微熱、湿疹、セキ、肩こり、性欲低下、生理不順、顔面けいれん、朝起きれない、などが出てきます。
精神と体調、両方とも症状がでる事も多いです。
長く続くときは病院で診てもらったり、精神的な事は心療内科などプロのアドバイスをもらうのが良いでしょう。
ストレスの対処法として、大きく分けると2つ『ストレスの原因から離れる』、『溜まったストレスを発散する(減らす)』となります。
『ストレスの原因から離れる』とは
ストレスの原因が人間関係ならば、その人と関わらないようにする。
将来への不安なら、考えないようにする。
仕事がストレスなら、休みを取る、もしくは退職を考える。
忙しすぎる人は、スケジュールを埋めないようにする。
ストレスの原因から離れる事が出来れば効果は絶大ですが、実行しにくい状況が実情でしょう。
なので『溜まったストレスを発散する』という事をを習慣化することが現実的な対処方法となると思います。
『溜まったストレスを発散する』とは
人によって様々だと思いますが、自分が好きな事をするのが良いでしょう。
カラオケへ行く、音楽を聴く、ライブへ行く、スポーツをする、旅行へ行く、散歩する、神社巡り、森林浴、映画を観に行く、日光浴をする、温泉へ行く、友人と楽しく会話する、動物と遊ぶ、ヨガやストレッチ、瞑想、感動して涙を流す、ゆっくり寝る、ダンスをする、何かを作る(手芸、料理、陶芸など)、マッサージに行く、空を眺める、遠くの景色を見る、たくさん笑う、お風呂にゆっくりつかる、僕が思いつくのがこんなイメージですので参考になさって下さい。
注意すべきは、依存性の高いものは避けましょう。
例、お酒、たばこ、ギャンブル、食べる、買い物、恋愛、などをストレス解消として利用し続けると依存状態となってしまいます。
ですから、健全なものでストレス発散が出来るといいですよ。
自分にとってのストレス解消法がある程度決まっていれば更によい。
ストレスを感じた時に、例えば「帰ったらお風呂に入ってスッキリしよう」と思うだけで少し癒されるものです。
自分が好きな事をイメージできると、心を軽くする習慣にも繋がります。
ストレスが溜まりすぎてうつ症状になってしまえば、こういう考え方が出来なくなってしまうので、その時は『ストレスの原因から離れる』しか選択肢がなくなってしまいます。
そうなる前にストレスを発散していく習慣を身に付けたいですね。
写真「宮野木中央公園でトイプードルのハナを散歩させている時」