手相占いの特徴
手のひらにある、線の太さ、長さ、向き、色、形状、しるし、などによって鑑定。
性格、得意分野、健康状態、恋愛傾向、などを占うのに適しています。
手相は指紋と違い、一生同じではありません。
その人の努力によって、どんどん変わっていくのが特徴です。
流年法(年齢)を取り入れれば、これからの人生の流れを占う事も出来ます。
ただし、今日や明日、もしくは1ヶ月や2ヶ月など、細かい期間に絞って見るのが不得意です。
手相の四大線
手相で特に重要とされている、生命線、頭脳線(知能線)、感情線、運命線、が四大線と言われています。
① 生命線
親指の付け根の周りを上から下へ延びる線。
健康状態、欲求の強さ、活発、体質、などを見ます。
流年(年齢の時期)を見る時には、若い時は上の方、下に行くほど晩年となります。
(流年は細かく測ってどの時期に何が起きるのか判断もします)
② 頭脳線(知能線)
人差し指の下あたりから斜め下に延びる線。
その人の思考、得意分野、仕事への取り組み方を判断します。
頭脳線の向かう方向は人によって大きく違いが出ます。
③ 感情線
小指の下あたりから中指と人差し指の方へ延びる線。
カーブの強さ、線の形状から、感情表現の仕方、感受性などを判断します。
④ 運命線
手のひらの下から中指に向かっていく線。
場合によってはない人もいる。
仕事に対する事が多く、責任感、充実感、使命感などを判断します。
年を取るにつれて体力(生命線)は下へ(衰え)
年を取るにつれて精神性(運命線)は上へ(高く)
四大線の他にも、結婚線、太陽線、水星線(財運線)、努力線、向上線、仕事線、金星帯、陰徳紋、など他にもたくさんの線によって、手相を構成しています。
手相の丘
手相では、線の他に重要なのが、丘です。
手のひらの膨らみ(丘)によって診断する事もたくさんあります。
わかり易いのは金星丘で、親指の付け根にある膨らみ(筋肉)です。
愛情の丘、欲求の丘とも呼ばれ、愛情、性欲、金銭欲、スタミナを判断します。
この膨らみが生命線を作っているといっても良いくらい重要な丘です。
筋力アップ、体力アップする事で、金星丘が膨らみます。
その他にも、月丘、木星丘、土星丘、太陽丘、水星丘、第一火星丘、第二火星丘、火星平原、地丘などがあり、必ずしも膨らんでいるものだけではありません。
手の出し方
始めの『手の出し方』も、手相診断に用いられます。
手を大きく開いて出す人(活発)
指を反らして出す人(気が強い、野心家)
きれいにそろえて出す人(完璧主義、潔癖)
すぼめて出す人(用心深い、無駄遣いをしない)
親指だけ広げて出す人(弁が立つ、自信家)
など、人によって手の出し方が違います。
手相は変わっていく
手相は固定されているのではなく、変動します。
努力によって変わる人、環境によって変わる人、様々です。
左手は、潜在的(元々)、内面的、精神面。
右手は、顕在的(現在)、社会的、健康面。
(左右について占い師によって違いはある)
右手は社会に通じているので変わりやすい。
手相は、みんな一緒だろうと思っている人は多いのですが、比べてみると全然違う事に驚きます。
遺伝によって家族は似ている事が多いので、友人と比べると良いですよ。