夏になると熱中症の話題が多くなります。
倒れた人がいたら日陰に連れていき、
冷えたペットボトルを脇の下に挟む。
首もとを冷やす。
というのが基本だと思っていた。
この方法は、血流によって冷やされるので、ゆっくり冷えていく。
これも間違っていないのだが、
体をなるべく早く冷やす必要がある。
それよりやってもらいたいのは、
体を湿らせ、みんなで扇いであげる。
水分の気化により熱が奪われます。
水より効果的なのがアルコール。
バーベキュー等であれば、水割り用の焼酎を使うと冷却が早い。
本来なら霧吹きがあると良いが、そんなものはない。
緊急事態であれば、焼酎を口に含んで霧吹きの様に手や足にかけると良い。
意識があれば、水分をとってもらう。
水分の吸収が早い、経口補水液(OS-1)等を持っていると更に良い。
アルコールを飲んでいる時は、水分補給をしている様な気がするが、体にとっては水分補給になっていないそうです。
夏のイベント(フェス、バーベキュー、海水浴)など、野外でアルコールを飲む機会が増えます。
熱中症は重症になると命を落とす事もあります。
駅のホーム、道路等で倒れれば、事故の可能性も出てきます。
特に年齢が上がると、喉の渇きに鈍感になるそうです。
喉が乾く前に、水分を取るように心掛けましょう。