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令和になり、13日に皇室で亀卜(占い)が行われる

天皇陛下即位に伴い、13日(月)に亀卜(きぼく)と呼ばれる占いが行われます。

亀卜とは、アオウミガメの甲羅を薄く削り、それを火で炙り、ヒビ割れの形状をみて大嘗祭(だいじょうさい)で使う米の収穫地を決める占いです。

大嘗祭とは、天皇陛下即位後に初めて行われる新嘗祭(にいなめさい)で、新嘗祭は簡単にいうと11月に行う収穫祭の様なものです。

前回の亀卜は平成元年(約30年ぶり)ですから、重要な行事ですね。

 

占いは、命・卜・相(めい・ぼく・そう)に別れます。

分類すると、亀卜という占いは、卜(ぼく)に含まれます。

(『卜』という字は、亀卜の時に出来たひび割れの形を表したものらしいです)

卜の下に口を付けると、占になる(卜(うらな)って、口で人に伝えるのが占い)

卜=卜術(ぼくじゅつ)とは、サイコロ等の道具を使って、偶然に出た形や配置をみて占います。

なので、タロット、ルーン、筮竹(易者さんが持っている竹棒の束)、と同じグループとなります。

 

皇室でも占いを用いていると聞いて、占い師として歴史の重みを感じました。