アメフト、柔道、ボクシング、などスポーツ選手がパワハラを受ける問題が次々と報道されています。
現在は女子体操のパワハラが問題となっていますね。
ざっくり説明させて頂くと、体操協会女子強化本部長が、選手を呼び出しそのコーチを排除させようと強引な説得をした問題。
裏には自分の体操クラブ(朝日生命)へ選手を引き入れようとしたのではないか。という報道内容です。
要は、かなり力のある人が、自分の強い立場を利用して強引に事を進める事が問題になり、最終的には失脚させられるという内容です。(女子体操はまだ進行中ですが)
この報道を見ていると、まさに皇帝の逆位置だな。って思います。
タロットから学ぶシリーズ『皇帝の逆位置』も参考にして下さい。
皇帝の逆位置の意味は、頑固、自己中心、自分勝手、失脚、積極的になれない、などネガティブな物となっています。
まさに、スポーツ界のパワハラ問題を表しているようです。
しかし、この方々は元々皇帝の正位置(成功、築く、リーダーシップ、勝利、責任感)だったはずです。
長い時間、皇帝で居続けた為に力が強くなりすぎて、ネガティブ要素がどんどん出てきて、皇帝の逆位置がさらに強まり、失脚まで来てしまったのだと思われます。
皇帝の逆位置にならないように、自分勝手にならず、周りの意見を取り入れたり、責任感をしっかりもっていれば、この様にはならなかったでしょう。
今回の話は、大きな組織の問題ではありましたが、小さな組織(家庭、オフィス、友人関係、恋愛)にも起きる事です。
自分が有利だからと自分本位にならない様に。
謙虚な気持ちや初心を忘れない様にしていれば、きっとあなたの成功は長く続くでしょう。
少し個人的に気になっているのが、世界の政治の動きです。決められた任期を伸ばして権力を保とうとして動いています。
(元々、長期政権になると政治は腐敗するので、最長任期を定めている事が多い)
こんな記事も参考に(AERAの記事)