タロットから学ぶシリーズ、第一回。
『 吊るされた男 』(ザ・ハングマン)
『 吊るされた男 』は、お客様から逆位置と勘違いされますが、この位置が正位置です。
さかさ吊りの刑です。
悪さをしたのかも知れませんし、無実の罪かも知れませんが、状況的にかなりしんどい。
身動き出来ないし、血が頭に上る。
でもなぜか、彼の頭が「 ピカー!」っと光っています。
何か閃いた様です。
たぶん、しんどいけど時間はたっぷりあるので色々と考えていたら、名案が浮かんだのでしょう。
この状態から脱け出す方法か? 刑が終わってから何をすべきか?
このカードは一見、悪いカードの様に見えますが、そうとも言い切れないカードです。
人生には、しんどい時、があります。
その状況を嘆くだけで終えるのか。(不平不満で終わるのか)
逆にそれを今後に活かすのか。(逆境をバネにする事が出来るか)
いわゆる、試練の時。
壁にぶつかってそこで諦めるか、その壁を越えようとするのか、それが人生の分かれ目です。
壁を越えることが出来れば、人生をランクアップ出来るのです。
しんどい時がチャンスだと思って頂ければ幸いです。
レベルアップの1歩手前ですよ!
あともう一つ。
頭が光っている = 希望が見える。
目標、目的、夢がある苦労は、そこまで苦しくない。
同じ状況で、目標、目的、夢がなければ苦しく感じる。
ああなりたい。こうなりたい。を持っておくと少し楽に感じることが出来ますよ。
あきらめないで!