本日は定休日。
占いの学校へ行ってきました。
今日で四柱推命Ⅱと九星術Ⅱが終了となり、両方とも基本的な知識についての勉強が終わりました
今後実習に移りたかったのですが、実習の受講者数が少なくて、次回の実習については延期となってしまいました。
ただ、基本的な知識は身に付いたので、まずこれを確実に自分のものにして、レベルアップさせていこうと思います。
私の先生は頭の回転がおそろしく早く、生年月日を聞いてから、四柱を出して通変を出すのがものすごく早いし、四柱をみただけでどんな人なのかを瞬時に答えてしまいます。
出来れば先生くらいの早さで判断できるレベルまで行きたいですが、まずはなるべく近づけるように鍛えていこうと思います。
四柱推命について簡単に説明します。
四柱推命は生年月日と生まれた時間を使って占い、その人の特徴や性格、結婚しやすい時期、運気の流れ、人との相性、等を出していきます。
年、月、日、時、についてそれぞれが持っている、『干と支』 を万年暦
から導きだし、それらの組合せ、関係性をみて占っていきます。
干とは陰陽五行の事です。
五行は、木、火、土、金、水。
さらに木を陽と陰に分けると、甲、乙になります。
木(甲、乙)、火(丙、丁)、土(戊、己)、金(庚、辛)、水(壬、癸)です。
この干と、支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、羊、申、酉、戌、亥)を組み合わせて、
たとえば、59年生まれの人は甲子となります。
これを、月、日、時、も同じように探し出し、四柱を完成させます。
この四柱を元に生剋関係から、食神、正官などの通変(タイプ)、大運(運気の流れ)などを出します。
生剋(しょうこく)について説明しますと、
生は、生まれる。 すなわち、木から火が生まれ、火が灰になり土が生まれ、土の中から金が生まれ、金(鉱物)の中から水が流れ出て、水が木を育てる。
剋は、剋する(殺す)。すなわち木が土に根をはり、土は水を堰き止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金(鉄、斧)が木を倒す。
この関係性を使って、通変(タイプ)を導き出します。
生まれた日の干を、日干といいます。
この日干が他の四柱からどういう影響を受けているかという関係性を見ます。
たとえば、日干が庚(金)で月干が丁(火)であると、火が金を溶かす(刻する)ので、自分で自分を刻するとなります。
これは、自分を抑えるとなり、我慢するタイプなので、誰にでも合わせる事ができる人というのがわかります。
この形を正官(通変)といいます。
このような物をそれぞれで出していくことで、性格判断の材料にします。
大運は、月の干と干支を10年単位で生まれてから、90才くらいまでの干と支を作成します。
この干と支、さらに自分の四柱を比較して、この年はどんな年か導きます。
本当はもっと細かいのですが、簡単に説明させていただきました。
四柱推命はおくが深く、きちんと習得するのは難しいものですが、占いの中でも的中率が高い命術として知られています。
四柱推命が難しいので日本では簡略化した四柱推命もあるようですが、僕の先生は中国や台湾でも通用する四柱推命を教えてくれます。
その為、授業が終わった後に自分で復習してやっと授業についていけるというくらい大変でした。
でもしっかりした四柱推命を学ぶことができてとても良かったです。