九星術の授業を受けていた時に、先生が 「2016年は噴火に気を付けた方がいい」
という話をしてくれました。
先日お客様とそんな話をしていたら、お客様が「今年の防災のしおりがやけに分厚くてなんでだろうと思ったんだけど、そういうことなのか!」
とおっしゃっていました。
お客様いわく、豪徳寺にお住まいで毎年防災のしおりが送られてくるが、今年はやけに分厚いから何かあるのかな?と思っていたそうです。
僕は千葉市民なので、世田谷区の防災のしおりについて知らなかったので、お客様が今度見せてあげると言っていました。
役所の方が九星術にそって、防災のしおりを作っているのかは分かりません。
しかしはるか昔から都市の建造や遷都などは、方位学、風水、陰陽道、などを使って行われてきたのは明らかです。
では、なぜ来年は危ないか?
みなさんは五黄殺(ごおうさつ)、暗剣殺(あんけんさつ)などという言葉を聞いたことがあると思います。
2016年は、八白土星が五黄殺と暗剣殺の両方を受ける年です。
さらに定位対冲(じょういたいちゅう)も受けるという、珍しい年です。
凶が八白土星に集中してしまう年。
八白土星にはいろいろな意味がありますが、高いもの、山、を意味します。
山が凶の年なんです。
そして、五黄土星が歳破(さいは)を受ける年でもあります。
五黄土星は、後天定位(基本の位置)で中央に置かれるので、とても強く、他の九星と違って、五黄殺、暗剣殺、定位対冲を受けない珍しい九星です。
ただ一つ、破は受けるので、9分の1の確率で2016年に五黄土星が歳破を受けます。
せっかくなので、もう少し詳しく説明させていただきます。
上の写真の右上の八角形の図は、神社などで目にしたことがあると思うのですが、
全部で一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星です。
左下に「五」とあります。五は五黄土星なのですが、五黄土星が来た場所が五黄殺です。
基本配置では、元々ここに八白土星があるため、八白土星が五黄殺だということになります。
さらに五黄殺の対角が暗剣殺。 「ア」と書いてありますね。 ここに八白土星が来ています。
そして定位対冲はちょっと難しいですが、基本配置の位置の対角にくる九星が一つだけ存在します。
それが八白土星になります。
そして「五」のところに破と書いてあります。これが歳破。
2016年は申(さる)年で、申年の位置から対角の位置が破となります。
マニアックでよくわからなかった人がほとんどだと思いますが、九星術に興味がある人は 「なるほど」 と思っていただけたと思います。
今回は、年の話をしましたが、月は日も同じようになっています。
呼び方が月破、日破となる程度です。
そして2月、11月がとても似た配置になっています。
とくに注意が必要かもしれませんね。
あくまで九星の話ですので、参考程度にしていただければと思います。
備えあれば憂いなし。
防災グッズの見直し、帰宅するためのクツや飲み物を、会社のロッカーに保管しておくなどの準備はしておくと良いでしょうね。