身近にいた面白い人シリーズ 第二弾

 

僕の知っているD君の話です。

D君は一緒に働いていた職場の同僚でした。

D君と言ってもアラフォー中年男性。僕とそんなに変わらない。

D君は人当たりが良く、みんなの人気者というか、面白キャラ的な存在です。

仕事は言われたことだけをやるタイプで、どちらかといえば指示待ち人間。

怒られるのは嫌いなので、怒られない程度に仕事をします。

D君は活動的なタイプでは無いので、車の免許もないし、外食も嫌いで、誘っても断られます。

 

ただ性欲は旺盛なので、成人向け雑誌、DVD、出会い系にお金をつぎ込んでいました。

(出会い系で一度も出会えたことはないそうです)

 

D君は携帯の出会い系でお金を使いすぎたらしく、弟に携帯アプリをロックされてしまいました。

( 弟にロックされるなんて珍しいですよね )

 

ある時、D君がメモ帳に何か書いているのを見かけ、「 何やっているの? 」 と聞くと、メモ帳に暗証番号を 『0000~9999』 までびっしり書いていて、ロック解除を一つづつ試し、終わったものを消していたようです。

すごい執念です。

 

長くなりましたが、そんなD君の面白い話。

 

2011年 東日本大震災が起きました。

あの頃、ガソリンが不足して、ガソリンスタンド休業か、やっている所は長い行列が出来ていました。

会社には車通勤の人が多かったので、通勤に支障が出るといけないので、

 

工場長が朝礼で、「 給油が出来なくて困っている人はいませんか? 」

と全員の前で聞くと、D君が 「 はい! 」 と手を上げました。

みんなが 『 え? 』 となり、

工場長が、「 D君は車も免許も持ってませんよね? 」

D君 「 あ、はい、弟が! 」 と答えた。

みんな大爆笑でした。

 

D君はバス、電車通勤ですが、たまに弟が車で迎えに来てくれる事があるそうです。

その時の心配までしていたようです。

 

D君はとても変わっていて、人気ものです。